〒980-8574
宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
【TEL】 022-717-7736
新患は完全予約制ですので、上記までお電話いただき予約をお取り下さい。
診療受付 8:30〜11:00
診療時間 平日8:30〜17:15
休診日 土・日・祝・年末年始(12/29〜1/3)
対象となる患者さんは
1、アルツハイマー病、脳梗塞後遺症、レビー小体病、パーキンソン病、前頭葉型認知症、皮質基底核変性症、進行性核上性麻痺、薬物性認知症など。
2、最近物忘れが進んできたような気がするが、年齢の為なのか病気の始まりなのかの医学的判断を求めたい。
3、生活習慣病(高血圧や糖尿病など)を患っているため、脳梗塞を未然に予防したい。
或いは、物忘れ以外に体の動きにくさ、ふらつき、震えなどがある。
4、幻覚・妄想、夜間徘徊などのため家族が困惑している。
すでに他の医療機関を受診し検査等を受けたが、年のせいと言われた。
しかし、十分納得がいかない為セカンドオピニオンを求めたい
(セカンドオピニオン外来をご利用ください)。
5、認知症治療に漢方薬を併用したい。
認知症が心配の方へ
認知症というとまず思い浮かべるのが、記憶の障害=物忘れです。記憶には一時保管庫と永久保管庫の2種類があります。自分の体験や個人史を時系列的に一時記憶として残しておく機能をエピソード記憶といい、何気ない日常生活の遂行に必要不可欠な装置です。学習で得た知識やいわゆる常識といわれるものは永久保管庫に入っています。
加齢とともに起こる物忘れ(良性健忘)
テレビに映った俳優の名前が思い出せない。
買い物に行ったが、1つうっかり買い忘れてしまった。
文章を書いていて、漢字が思い出せずよく辞書を引く。
などは、40歳を過ぎると誰でも経験するものです。記憶の保管庫そのものの障害はなく、記憶の取り出しに手間取っている状態です。これは、青信号で心配はありません。
注意すべき物忘れ(イエローカード)
先ほど述べたエピソード記憶の障害で、ちょっと前の個人的体験を忘れる、或いは一連の会話の中で、同じことを何度も繰り返す、という特徴を示します。これは、一時記憶の保管庫そのものが障害を受けた可能性があります。このようなことが繰り返し起こる場合は、黄色信号で、アルツハイマーの初期の可能性があります。
具体的には、夕方になると昼食で何を食べたかを忘れる。次の朝には夕食のことを忘れる。
昨日の電話で確認したはずなのに、今日の電話でまた同じことを聞いてくる。
時間の感覚が鈍くなり、季節感を失う。
危ない徴候(レッドカード)
自分の年齢がわからない。
身近な人間関係がわからない。
かなり進行した認知症で見られる症状です。
認知症は放置せず、おかしいと思ったらかかりつけの先生に相談しましょう。